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コラム

「才能ははじまりに過ぎない!」――ショパン・コンクールと配信文化(後編)

「才能ははじまりに過ぎない!」――ショパン・コンクールと配信文化(後編)神保夏子(音楽学)エンタメ化する国際音楽コンクール(前編はこちら)20世紀中葉、国際音楽コンクールが一種の世界的なスター輩出システムとして確実に機能していた時代があった...
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「才能ははじまりに過ぎない!」――ショパン・コンクールと配信文化(前編)

「才能ははじまりに過ぎない!」――ショパン・コンクールと配信文化(前編)神保夏子(音楽学)リモートで聴くショパン・コンクールショパン・コンクールの模様が初めてインターネットでストリーミング配信されたのは2005年のことだった。当時ピアノ科の...
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ショパン・コンクールと日本人(後編)

ショパン・コンクールと日本人(後編)神保夏子(音楽学)ポーランド人のようにマズルカを弾く(前編はこちら)かくして日本人はショパン・コンクールの押しも押されもせぬ常連となったわけだが、この過程と並行するように、ワルシャワの祭典は単なるピアノ・...
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ショパン・コンクールと日本人(前編)

ショパン・コンクールと日本人(前編)神保夏子(音楽学)アクセスの半数は日本からコロナ禍の影響により1年遅れで開催された第18回フレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクールが10月23日に閉幕した。今回のコンクールは各種ソーシャルメディアやア...
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作曲家の演奏美学 第3回 ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

作曲家の演奏美学内藤 晃第3回 ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンベートーヴェン(1770-1827)の弟子としては、カール・ツェルニー(1791-1857)、フェルディナント・リース(1784-1838)、アントン・シンドラー(1795...
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作曲家の演奏美学 第2回 モーリス・ラヴェル

作曲家の演奏美学内藤 晃第2回 モーリス・ラヴェル証言1彼はとってもおしゃれで、流行に遅れまいとするだけでなく、先取りしようとさえしていました。身なりはいつも念入りに吟味され、ネクタイの好みもうるさく、その選択は果てしない議論の種になるので...