ガーシュイン:アイ・ガット・リズム
解説
1930年に、ジョージ・ガーシュインによって発表されてから、多くのジャズ歌手に歌われてきた、最も親しみ深いジャズの楽曲の1つです。コード進行はそのままで、メロディーのみ変えたカバーも多く出されています。1930年代のアメリカは世界恐慌の真っ只中であり、その暗い雰囲気を吹き飛ばすような、からっとした明るい曲調にも注目してみて下さい。作曲家ジョージ・ガーシュインはアメリカ音楽の基礎を作ったと言われる人物で、クラシックの分野と、ジャズやミュージカルなどポピュラーミュージックの分野の両方で活躍しました。
執筆者:竹本明星