ベートーヴェン：ソナチネ No.5 ト長調 第2 楽章 ロマンスG 6/8
解説
ベートーヴェンはドイツの古典派を代表する作曲家です。この曲はA(1〜8小節目)B(9〜21小節目)A(21〜29小節目)＋Coda(30〜40小節目)からなる三部形式でト長調の曲です。大きなフレーズを感じて歌いましょう。16小節目からの盛り上がりやフェルマータが難しいですが、オペラ歌手が歌っているように感じると分かりやすいのではないでしょうか。19〜21小節目ではもうすぐAの部分に戻ってくるという雰囲気を匂わせるために多少テンポがゆっくりになっても良いと思います。ロマンスと名が付いた曲なので叙情的に最大限に歌って弾きましょう。Codaの部分は曲が終わる雰囲気を感じさせるように弾き、最後は堂々と幕を閉じましょう。
執筆者：福本真悠
