テレマン:ジーグ G 6/8 16 小節
解説
この曲はA(1〜8小節目)とB(9〜16小節目)からなる二部形式のト長調の曲です。テレマンは1681年にドイツで生まれたバロック時代の作曲家で、クラシック音楽史上最も多くの曲を作った作曲家として知られています。「ジグ」は17〜18世紀にヨーロッパで流行したイギリスの民族的な踊りで、活き活きとした8分の6拍子や8分の9拍子が特徴です。体や手に力を入れすぎず活発に楽しく弾きましょう。また、同じようなパッセージが再び出てきたときには全く同じように弾くのではなく強弱やアーティキュレーションなどを工夫してみましょう。ジグが実際どんな踊りだったのかを調べて見てみるとイメージが湧きやすくなるかもしれません。
執筆者:福本真悠