ギロック:ワルツ・エチュード
解説
この作品の作曲者であるウィリアム・ギロックは、1917年7月1日に、アメリカ合衆国のミズリー州ローレンス郡で生まれました。彼の家族はみな音楽愛好家で、彼自身は、3歳の頃にピアノを弾き始めましたが、音楽理論や読譜に勉強をしていなかったので、大学では音楽ではなく、美術を専攻しました。ですが、音楽の道を諦められず、ナニー・ルイーズ・ライト教授のもとで作曲を学び始め、その後生涯を通して様々な曲を生み出しました。そのメロディの美しさから、彼は、「音楽教育界のシューベルト」と称えられています。
執筆者:小橋優里