4級

ショパン:ノクターン 嬰ハ短調(遺作)

解説

この作品は、1830年に作曲されました。ショパンの初期の作品です。本来はノクターンとして書かれたものではなく、ショパンの姉であるルドヴィカのために、協奏曲第2番を練習する手引きとして作曲されたと言われています。21小節目から始まる第二部では、協奏曲第2番のテーマが4拍子に変形されて現れています。その後ルドヴィカが「ノクターン風のレント」として作品目録に載せたため、ノクターン曲集に収められました。

執筆者:宮崎結希

参考演奏

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