4級

ショパン:ノクターン 第 2 番 変ホ長調 Op.9-2

解説

ノクターンは日本語で「夜想曲」といい、気分や情景、状況に重きを置き、それらを想起させる性格のピアノ曲を指す「性格作品」の一つです。ショパンのノクターンの中で最も有名なこの曲は、同じような旋律を変奏しながら用いています。ショパンは単純な旋律の繰り返しを好まなかったため、一つの主題に変化を加えて作曲したと言われています。例えば、13~16小節、21~24小節は、1~4小節の、装飾的な変奏がされています。その変化を感じ取理、似ている旋律でも変化を持たせることが大切です。

執筆者:宮崎結希

参考演奏